

パパ活の世界における関係性の形は様々ですが、その根幹をなす経済的な支援、つまり「お手当」の支払い条件は、大きく二つの種類に分けられます。
一つは、月に支払う金額を決めて継続的な関係を結ぶ「定期」、そしてもう一つが、この記事で詳しく解説する「都度」です。
特に、パパ活をこれから始めようとする方や、特定の相手に縛られず自由な関係を楽しみたいと考える方にとって、この「都度」という条件は、最も現実的で合理的な選択肢となります。
今回は、そんなパパ活の基本とも言える「都度」について、その仕組みから具体的な条件交渉、マナーに至るまで、その全てを解き明かしていきます。
条件交渉の話を進める前に、まずは「都度」がどのような支払い形式なのか、その基本的な定義と仕組みを正しく理解しておきましょう。
この基本を抑えることが、後のトラブルを避け、スムーズな関係を築くための第一歩となります。
「都度」とは、その言葉の通り、1回のデートごと、その都度お手当を支払う形式のことを指します。
「顔合わせ」や「食事デート」といった約束した内容が終了した時点で、あらかじめ取り決めた金額の「お手当」を女性に手渡します。
関係性は1回のデートで完結するため、非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。
ほとんどのパパ活の関係は、この「都度」から始まります。
お互いに相手がどんな人物かまだ分からない段階で、いきなり長期的な「定期」契約を結ぶのは、双方にとってリスクが高いからです。
まずはお試しとして「都度」で何度かデートを重ね、お互いの相性や信頼性を確認する期間として、この形式が広く採用されています。
月に1回会う、週に1回会うといった約束のもと、毎月決まった金額を支払う「定期(月極)」契約との最も大きな違いは、「継続的な約束の有無」です。
「都度」の関係には、次のデートの約束は保証されていません。
今回のデートが楽しければ、また次の約束に繋がるかもしれませんが、そうでなければ、その1回限りで関係が終了する可能性もあります。
「都度」という形式が、なぜこれほどまでにパパ活の基本として定着しているのでしょうか。
それは、関係を始めるにあたって、男性側・女性側の双方にとって、多くのメリットがあるからです。
男性にとって最大のメリットは、その「気軽さ」と「自由度の高さ」です。
長期的な契約に縛られることがないため、「まずは一度会ってみたい」という気持ちで、気軽にパパ活をスタートできます。
実際に会ってみて「少し違うな」と感じた場合でも、その1回限りで気まずさなく関係を終えることが可能です。
また、複数の女性と並行して会って、自分に最も合う相手を探したいという場合にも適しています。
月々の出費を固定せず、自分の都合に合わせて支払額をコントロールできるため、リスク管理がしやすい点も魅力です。
女性にとっても、「都度」は安心して始めやすいというメリットがあります。
毎回必ずその場でお手当を受け取れるため、「約束通り支払ってもらえないかもしれない」という不安がありません。
また、男性側と同様に、「この人とは合わないな」と感じた場合に、無理に関係を継続する必要がなく、次のデートを断る自由があります。
様々な男性と会ってみて、自分にとって最も良い条件や相性のパパを見つける、という選び方ができるのです。
多くのメリットがある一方で、「都度」の関係にはデメリットや、注意すべき点も存在します。
良い面と悪い面の両方を理解しておくことが、賢明な判断に繋がります。
「都度」の関係は、良くも悪くも安定的ではありません。
あなたが「この女性と、これからも継続的に会いたい」と強く思ったとしても、相手の女性が他の、より条件の良い男性と「定期」契約を結んでしまえば、あなたはもう会えなくなってしまう可能性があります。
また、デートの都度、お手当の受け渡しを行わなければならないため、それを手間に感じる方もいるかもしれません。
女性にとっては、収入が安定しないことが最大のデメリットです。
次のデートの約束がなければ、その次の収入はゼロになります。
毎月安定した支援を必要としている女性にとっては、常に次のパパを探し続けなければならないという、精神的な負担が伴う可能性があります。
「都度」の関係において、最も重要なのが1回あたりの「お手当」の金額です。
この条件交渉をスムーズに進めるためにも、客観的な相場観を身につけておきましょう。
前回の記事でも触れましたが、都度のお手当はデート内容によって変動します。
* 顔合わせ(1時間程度のお茶): 5,000円 ~ 10,000円
* 食事デート(2~3時間程度): 10,000円 ~ 30,000円
* 長時間デート(半日程度): 30,000円 ~ 50,000円
この相場を基準に、相手の女性のレベルや地域性を考慮して、金額を調整するのが一般的です。
条件交渉は、アプリのメッセージ段階か、初回の顔合わせの際に、男性側から切り出すのが紳士的です。
「もしよろしければ、お食事の場合は1回につき〇〇円でお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」と、相場を元にした具体的な金額を、相手に問いかける形で提示しましょう。
相手から希望額を提示された場合は、その金額を尊重しつつ、もし自分の予算と合わなければ、誠実な態度ですり合わせを行います。
顔合わせの際など、女性があなたの指定した場所まで来てくれる場合、お手当とは別に「交通費として」と一言添えて、数千円を上乗せして渡すと、非常にスマートで良い印象を与えることができます。
お手当の受け渡しは、パパ活において非常にデリケートな瞬間です。
ここでの振る舞い一つで、あなたの品格が問われます。
紳士的で、相手に恥ずかしい思いをさせない配慮が不可欠です。
お手当を渡すタイミングは、デートが終わり、解散する直前がベストです。
レストランであれば、会計を済ませて店を出た後、駅までの道すがらや、別れ際の挨拶の際に渡しましょう。
デートの開始直後や、食事の最中にテーブルの上で渡すのは、あまりにも無粋であり、マナー違反です。
現金は、財布から直接出して渡すのではなく、あらかじめ綺麗なポチ袋や無地の封筒に入れて準備しておきましょう。
そして、渡す際には、必ず「今日は楽しい時間をありがとう。これは感謝の気持ちです」という言葉を添えることを忘れないでください。
この一言と心遣いが、単なる金銭の受け渡しを、温かみのあるコミュニケーションへと変えてくれます。
その場で封筒の中身を確認させたり、「金額、合ってる?」などと聞いたりするのはやめましょう。
相手を信用していない、と受け取られかねません。
スマートに手渡したら、その話はそこでおしまいです。
「都度」と「定期」、それぞれの特徴を理解した上で、自分はどちらのスタイルが合っているのかを考えてみましょう。
・ これからパパ活を始めようとしている初心者の方
・ 特定の相手に縛られず、複数の女性と会ってみたい方
・ 仕事の都合などで、会う頻度が不規則になりがちな方
・ まずは相手の女性をじっくりと見極めたい慎重な方
・ 月々の出費を固定させたくない方
・ 特定のお気に入りの女性と、安定した関係を築きたい方
・ 毎回、条件交渉やお手当の受け渡しをするのが面倒な方
・ 信頼できるパートナーとして、長く付き合っていきたい方
・ 予算管理がしやすく、月々の出費を固定させたい方
あなたがパパ活に何を求めるのか(癒やし、刺激、自由など)、どれくらいの費用をかけられるのか、どのような関係性が心地よいと感じるのか。
これらの自己分析を通じて、あなたにとって最適なスタイルが見えてくるはずです。
「都度」の関係を続けていく中で、「この女性と、もっと深く、安定した関係になりたい」と感じる瞬間が訪れるかもしれません。
その時が、「定期」契約へとステップアップするタイミングです。
定期契約を打診するための大前提は、都度のデートを複数回重ね、お互いの間に確かな信頼関係が築かれていることです。
最低でも3〜5回以上は会い、相手の女性もあなたに対して好意や安心感を抱いていることが確認できてからにしましょう。
定期への移行は、経済的な責任を負う男性側から提案するのが、最もスムーズで誠実なやり方です。
「〇〇さんと会う時間は、いつも本当に楽しくて、僕にとって大切な時間になっています。もしよければ、これからは月に〇回、定期的にお会いする、という形にさせてもらえないでしょうか」と、あなたの真剣な気持ちを伝えましょう。
定期契約を結ぶ際は、改めて条件を明確にする必要があります。
・月々のお手当の金額
・ 月に会う最低回数
・ デートの基本的な内容
・ お手当の支払い日
これらの点を曖昧にせず、お互いが完全に納得した上で、新しい関係をスタートさせましょう。
「都度」という条件は、パパ活における最も基本的で、かつ、双方にとってリスクが少なく始めやすい、非常に優れたシステムです。
その自由さと気軽さは、あなたのパパ活の入り口を、大きく広げてくれるでしょう。
この記事で解説した、「都度」のメリット・デメリット、そして具体的な相場やマナーを正しく理解し、実践すること。
それが、無用なトラブルを避け、女性からの信頼を勝ち取り、最終的にあなたにとって理想的なパートナーシップを築くための、最も確実でスマートな第一歩となるのです。
まずは「都度」の関係から、あなたの新しい物語を始めてみてはいかがでしょうか。